
アトリエプティ カバニ とは
Atelier petite cabane(アトリエ プティ カバニ)は、フランス語で”小さな小屋”という意味です。
森の奥に小さな小屋を建てるような、心の片隅に小さな小屋を持ち居場所を持つような気持ちでレッスンを受けてほしいと思って名付けました。
2018年の7月にアトリエを絵画教室を行う場所として、オープンしました。オンラインでレッスンをスタートしたのが2018年1月、それからたくさんの生徒さんに支えられいろいろな変化を経て現在、2020年7月、本格的なスタートへとたどり着きました。
こうして始められたのも様々な出会いからアトリエプティカバニの扉を叩いてくれた生徒さんたちが、真摯に絵やデザインに向きあってきてくれた結果だと思っています。そして、また次の新しい扉が開かれようとしています。
STORY
始まりは札幌の北端。
北海道札幌の、あいの里を代表する画家の先生が、自宅アトリエで絵画教室を開いていました。

私は中学1年生から美術部に入っていました。ある時、美術部で静物デッサンを持ってきている友人がいました。彼女の水彩の着彩デッサンのハサミの絵がものすごく上手くて、なぜこんなに描けるのか友人に聞くと、絵画教室に通っている、とその友人は言いました。自分が美術部にあるハサミや石膏像を描いてみても、そのハサミの絵や、彼女の描く立体的な石膏デッサンにならない。なぜ、自分は描けないのか、不思議でたまりませんでした。そこでわたしも絵画教室へ通うことにしよう、と決めました。そして、あいの里の油絵の先生の絵画教室へ通い始めました。当時、札幌高専という美術の専門高校へ進学したくて高専受験したものの、当時倍率は12倍ほど、モチーフ構成の着彩デッサンのテストと、学力テストもありました。その絵画教室は大人から子供まで年齢層が幅広く、先生の自宅アトリエで週一回、受験前だけ週二回、教室へ通っていました。その後高専に落ちて、普通高校に通い、武蔵野美術大学を目指すのも、その絵画教室の先生の一言がきっかけでした。「東京の美大に行きたいのなら、こんなところでゆっくり描いていてはいけないよ。絵の予備校に通って毎日描かないと。」
高校1年生から、美術部に入った私は、美術部で先輩たちに教えてもらいながら、油絵を描き始めました。全道大会もその頃は油絵30号サイズの展示会をやっていて、大変盛況でした。美術部で出会った先輩たちは何人も東京や全国の美術大学へ進学しました。高校3年間、油絵を勉強し私は高校3年の夏期講習からいわゆる画塾と呼ばれる、昔札幌に2校しかなかった絵の予備校へ通いました。そこでは同い年のような他校の制服の学生、はたまた私服の同年代がたくさん集まって、置かれたモチーフに向き合って画面に一生懸命に描いていました。1日8時間以上、画用紙とモチーフに向き合う時間でした。それはとても貴重で特別な体験でした。
Why do you need lessons?
なぜレッスンが必要か?
2020年代の現在、デザインツールは一見しただけでシンプルな使い方がわかるように洗練されてきています。簡単なチュートリアルを見ただけで、簡単に使いこなせるITリテラシーの高い方、ノン・デザイナーがデザインできる、便利な世の中になりました。現在は検索機能やSNSなどを駆使して多くのデザインとデッサンの知見を得られるでしょう。スマートフォンが登場して10数年、使いやすさやシンプルな機能のものが好まれ、様々なデザインツールやサービスが、淘汰されては生き残り、現在に至ります。では、なぜ今デザインとデッサンのレッスンが必要なのか?巷にしっかりとデザインされていないものがあふれるたび、コンセプトが明確できちんと考えられたデザイン、美術作品には、流行している理由や明確な根拠があります。Atelier petite cabane の講座が他と違うのは、デザインだけの教室でもデッサンだけの教室でも無いというところです。デザインの思考・技術と美術的思考・技術の良い面を両方の側面から学べるというところです。それは、デザインだけ、デッサンだけどちらかを学びたい方にもメリットのあるものです。美術史が何万年と続いている中で、ビジュアル・デザインの歴史は産業革命後に花開いた人類の歴史としては割と新しい時代のものと言えます。また、デザインの要素や構図、人の目の動きや心理的な色の効果といったものの分析が進み、デザインの構造化が進んできています。特にウェブにおいての構造化がデザイン全般にも影響を与えています。
情報感度が高い人、ノン・デザイナーが簡単にデザインできる時代になってきました。
しかし、明確な意図や意味をもたない適当でコンセプトがあいまいなデザインが巷にあふれるたび、しっかりとした意図と、構図や色、形の効果を最大限に生かしたデザインには、明確な違いがあります。
なぜ、このデザインは人気があるのか。
明確な根拠があり、デザインと絵は構成されています。ごくごく簡単なデザインメソッドを学ぶだけで、ごくごくシンプルな絵の基本を学ぶだけで、あなたの作品は見違えるように変わると思います。


難しい事を簡単に、ポイント絞ってわかりやすくお伝えしています。
さあ一緒に、デザインとデッサンを、学んでいきましょう!
デザインコース
初心者向け・プロを目指す方まで対応






Photoshopとillustratorの使い方を学びたい、デザインを学びたい 写真加工をしたいという方向けです。
最初に目的や目標、やりたい事をヒアリングさせていただき、レッスンを行っております。
グラフィックデザインの基礎、カラー知識、データ形式など、作成したいものの最終的なアウトプットまでサポート致します。最初は、IllustratorとPhotoshopとはどういうものを作成するソフトウエアなのかという基本的な概念の話から、ワークスペース、各パネル、ツールやメニューの意味や用途を理解していただく事から始まります。illustratorやPhotoshopはプロツールですが、プロもすべてのツールや機能をつかっているわけではありません。それぞれに必要な機能を使っているだけです。プロツールなので、目的がはっきりしていればいるほどシンプルな操作で、理想的に仕上げることができます。
こんな方に向いています
illustrator、Photoshopの基本操作を知りたい方
グラフィックデザインを会得したい
プロのデザイナーを目指す方
webマガジンやニュースレターのテンプレートの変更の仕方を知りたい方
リアル系、ポップ、キャラクター等様々なタッチのイラストをPhotoshopで描きたい方。
写真加工をされたい方
Tシャツ制作やレーザー加工品を作りたい方
印刷の知識
レーザー加工データ作成
Webデザインの各種データ作成
バナー作成をしたい方
様々な目的に合わせてお教えしています。
デッサンコース
初心者向け・デッサンや水彩画、油絵など









デッサンの基礎を学びたい、仕事で描くラフを上手く描きたい、絵を描く時間を持ちたい、という方向けです。
最初に目的や目標、やりたい事をヒアリングさせていただき、レッスンを行っております。主にデッサンは、よく観察し、腕をうごかしてえんぴつや練りゴムで画面上にモチーフの再現や、画面上に構成しなおす「知恵」を身に付けるために行う練習です。
その「観察する」ということはとても重要なことで、美術的なことだけではなく俯瞰的な視点と構造的なものを見る視点から、広く世の中や物の成り立ちを理解する観察眼を養うことにも繋がります。絵を描くということは、プリミティブな素材を扱うことで自分の中のアートを見つける喜びをみつける楽しさを知る手段でもあります。シンプルなデッサンという美術的な訓練は、行為でモチーフや自分の癖を知る手段です。形に対する固定概念や絵に対する考え方、手の動かし方を知覚する手段でもあります。
デッサンは、最初のうちは細部にこだわりを持ちすぎてしまうことが往々にしてありますが、意識することで画面全体の俯瞰的な視点を持てるようになります。繰り返し続けていくことで、知識を体験的に体得でき全体感の持てる絵と変わっていくことができます。
またデッサンのみならず、油絵の基礎知識、透明水彩の描き方、アクリル、水張りの方法などもお教えできます。色彩の知識の大前提を踏まえながら、色の仕組みを理解をしながら、実践的に学ぶことができます。様々な画材の扱い方もご相談もお受けしております。まずはお問い合わせくださいませ。
Price
初回レッスンは1時間30分3千円から。
初回レッスンは一時間30分3,000円です。
次回以降は1時間3,000円
まとめて6時間パックは6時間で1万5000円で、1時間分お得になっております。
25歳までの学生専用の20時間5万円のパックもございます。1時間ごとにご予約が可能です。
レッスン価格表 | 初回レッスン | 次回以降 | 【1時間お得な】6時間パック | illustrator・Photoshop・デッサン・イラスト・絵画マスターパック | 学生限定(26歳)デザイン・デッサン・イラストマスターコース |
---|---|---|---|---|---|
時間 | 1時間30分 | 1時間 | 6時間(1時間ごとに予約が可能) | 20時間(1時間ごとに予約が可能) | 22時間(1時間ごとに予約が可能) |
価格 | ¥3,000 | ¥3,000 | ¥15,000 | ¥50,000 | ¥50,000 |
録画オプション | 一時間半2,000円 | 一時間2,000円 | 一時間2,000円 | 無料 | |
課題オプション | 無料 | ||||
LINE公式アカウントによる質問&課題チャット形式のやりとり | 無料 |


レッスン方法
レッスンはzoomアプリを使って行います。
ビデオ通話によるオンラインのレッスンです。
デザインレッスンは画面共有にてPhotoshopとillustratorのアプリケーションを映しながらのレッスンです。
デッサンコースは講師の顔の映像と講師の絵をかく手元の映像の共有にてレッスンします。
写真を見て描く場合もありますが、基本的にはモチーフをお互い用意して行います。zoomはアカウントがなくても大丈夫です。
ご予約後、zoomのURLをメールにて送らせていただきます。使い方がわからないなどあればいつでもご相談ください。
講師紹介
デザイン・デッサン講師
大室わかな / wanna
ACA PhotoshopCC 2015 取得


略歴
映像作家になりたくて中学生から油絵画家の先生のアトリエで絵を習う。その後美大を目指し、高校3年生の夏季講習から画塾で毎日絵を描く生活がのちに30代以降の指針になる。
武蔵野美術大学造形学部 デザイン情報学科卒業。
美大生生活は美術史とデザイン史、特に美学に魅了されながらデザインフローとプレゼンテーションを中心に学ぶ。学部内での音楽活動など、3年次以降はインスタレーション映像の制作に明け暮れる。
卒業後は3DCGの制作会社を経て札幌にUターンし、フリーのデザイナー / イラストレーターとして仕事をする。札幌のマーケティング会社にてweb広告の運用を行う。2017年から札幌にてデッサン教室を主宰。2018年7月、Atelier petite cabane絵画教室をスタート。現在オンライン講座サイトAtelier petite cabane を主宰。